瓶手紙

インターネットという名の海に流す瓶手紙を見つけてくれてありがとう。

6色の虹

赤色の彼が「海外に行く」と宣言したのが半年前、6人体制のツアー初日が3カ月前、そのツアーのオーラスが1か月前。そんなタイミングだけど(だから?)、全くまとまりはないが、私が見た「初めての6人」(と、それまでの心境)を書いてみようと思う。

 

なんでだろうか、私は6人になった彼らを見ること、今後応援していくことに対して全く抵抗が無い。それは私が冷めているとか、そういうことではないと思っている。余談だがすばるくんの会見が行われた4/15は私の誕生日だった。知らせを知ったときはただただ放心していて、ときどきみんなの言葉を反芻した。悲しかったけど、私が否定することじゃないから、放心するしかなかった。2018/04/15のできごとと感情は後にも先にもないからきっと一生覚えているだろう。

その後あまりにもいつも通りに番組が放送されるから、6人になるなんて嘘だろうと心のどこかで思っていた。

でも嘘じゃなかった。

7月になると各局で「7人最後」が放送され、レギュラー番組では送り出されていく。私は関西ローカル以外のその全てを目に焼き付けた。

寂しかったけど、すばるくんと、大切な彼らの決断を邪魔する権利は私にはないから、私も6人を応援しようと、わざわざ宣言しなくてもそう決めていた。

そして6人最初のシングル。応援の意味を込めて、ファンは「ここに」いるよという気持ちで1枚買った。CDを流してみた。7人だろうが6人だろうが関ジャニ∞の声は関ジャニ∞の声だった。

そして迎えた6人最初のコンサートであるGR8EST。また余談だがこのコンサートは運に恵まれ第1希望の公演だけでなく、思いがけないお譲りを受けて東京ドームに合わせて2公演入ることができた。

どう頑張ったって6人は6人で、すばるくんのパートを他の6人が歌っていたけれど、不思議と「足りない」という気分にはならなかった。だって何人だろうと関ジャニ∞の声は関ジャニ∞の声だったわけで…いや、他の6人のを聴きながら、「ああ、そこ前はすばるくんパートだった」と懐古することも確かにあったし、オープニングの「応答セヨ」のキーが下がったのも6人だからかな?と考えたし、きっとこのツアーに参戦した人の中には「足りない」という気持ちで歌を聴いてた人もいるのかもしれない、いや、たくさんいただろう。それでも私に「足りない」という感情が起こらなかったのは、6人最初のシングル「ここに」を聴いて6人でも大丈夫と吹っ切れたからかな…

エイトを好きになってもうすぐ4年。きっかけは紅白の「オモイダマ」で伝えようと歌う7人を見て。その中でもすばるくんは一段と魂がこもっていたし、お母さんもすばるくんに対して「あの人すごい」と言っていた。エイトとエイトの歌が大好きになった。

初めてのエイトコンは去年の「ジャム」だった。あのときはただただテンションブチアゲで楽しかったのに、あれが私の参戦した最初で最後の7人体制のコンサートになるなんて思いもよらなかった。

GR8ESTが終わって以来、今すばるくんは何をしているんだろうと考えることが増えた。そう、彼はいなくなったことによって一段と私の中で存在感を増してしまったのだ。

関ジャニ∞が織りなす綺麗な7色の虹を見続けて3年半。これから見せてくれる6色の虹も美しいものになることを願ってやまない。