仮想空間への入り口 #想像することがみちしるべ
2019/2/20、NEWS10枚目のアルバム「WORLDISTA」の発売日であり、Neo Electronic Wonder State Inc.が開発したVR装置「WORLDISTA」の発売日でもある。
「NEWSアルバムプロジェクト」も後半戦を迎えた、起承転結の「転」である。そんなアルバムを私なりに、つたない言葉でレビューしてみる。
①ログインシークエンス
機械をいじったことがあればなんとなく想像できるInter.私たちはWORDISTAを身に着けてスイッチを入れたところかな。
②WORLDISTA
リード曲でもあるこの曲。過去2曲のリード曲のエッセンスを混ぜながらもWORDISTAの色に昇華させた、それが初めて聴いたときの印象である。あと、もっとメカメカしいサウンドを想像していたら今回もシンフォニック調で意外だった。でも今じゃWORDISTAのリード曲はこれじゃないと!と思う。
WORLDISTAはなんでもできるんだろうなと思わせてくれるナレーション、「#想像することがみちしるべ」とはここから来てるのかなと思わせてくれる。
④DEAD END
DEAD ENDとは本来「行き止まり、行き詰まること」を指すので、もっと治安の悪い曲をイメージしていたが、それとは真逆の曲調。それどころか「行き止まりを超えていけ」と歌う前向きな歌だ。
⑤CASINO DRIVE
治安悪めの曲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!NEWSの各ラジオでもリード曲の次に放送された曲。相当気に入ってるのかな。NEWSはどちらかといえば女性に振り回される曲が多いがこれはどちらかというと男が女をリードしている。しかしこの歌詞、改めてみると男女のアレな曲だ…(笑)
⑥インビジブル ダンジョン
さわやかな入り!さすがm-floクオリティ!あと、テゴちゃんの発音がいいね(笑)
さわやかな曲調ながらインビジブル ダンジョン=見えない敵を倒していけと歌う強い歌のようだ。
⑦第一チェックポイント
5000バワリー獲得。次はe-sportsってわかってるけど今まで私たちは何のゲームをしてきたんだろう、誰と対戦してきたんだろう(笑)ま、それも「#想像することがみちしるべ」
⑧SPIRIT
ENCOREで聴いて今までのサッカーソングの中で一番好きだなと思った。自分に向けて、頑張る誰かに向けての応援歌。
⑨BLUE
感慨深い曲、初めてシングルを全形態買ったこと、Strawberryでオープニングを飾ったこと、ENCOREの最後を飾ったこと。ただのサッカーソングじゃなくていろんな思い出が内包されている。
➉FIGHTERS.COM
バンド曲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!自分、次回も生バンドコーナー期待していいすか?昨年からNEWSが歌をどんどん開拓していって15年経過してもなお新しい可能性を見せてくれるのでまだまだ見ていたいと思わせてくれる。余談だがTwitterでFIGHTERS.COMと打つと海外のサイトへリンクが飛ぶ
⑪発表会
某🍎社を彷彿させるスピーチ。耳から楽しむこと、そこにいる感覚を味わうこと、音楽やコンサートに通ずるものがある。ところでN.E.W.S.Inc.は外資系だと思ってたんですが日本の会社ですか?
⑫Digital Love
こちらもm-floサウンド。やはりm-floとの出会いがNEWSの音楽を新規開拓する一つのきっかけになったのかなと思う。それがNEVERLANDから始まったのも。これはこのアルバムの中でもかわいいサウンド。歌詞もかわいい。最後の中途半端な718バワリーとは?
⑬リボン
昨年「madoromi」を提供してくださったKacoさんの提供曲。またまた切ない。「madoromi」もイントロから切なくなるけど、「リボン」も切ない。
⑭クイズ
物議を醸したInter.どうしてコヤマスはオーナーでテゴシゲは参加者なのか、なぜシゲがWhiteを答えられなかったのか。WORLDOSTAをホラーチックにしてるのはこのInter.なんじゃないかと…
⑮サンタのいないクリスマス
クリスマスソングとして申し分のない歌詞とサウンド。まだまだクリスマスとは程遠い時期のツアーで歌われることを考えても趣があるしクリスマスシーズンの各ラジオに期待したいし。しかし今までNEWSにクリスマスソングが無いことが意外だった。「サンタのいない」から悲しい歌を連想したが、意外にもクリスマスど真ん中だった。
⑯Strawberry
NEWSの15周年である2018.09.15に放たれた曲。ENCOREでは聴きながら泣きそうになった。だって優しい顔で歌うから、心込めて作ったことがひしひし伝わってきたから。ところで今まで曲の終わりはテゴシゲのハモリだったが、アルバムver.では最後4人でハモって曲が終わる。4人で歌いたい、AnniversaryBoxが買えなかった人にも聴いてもらいたいけど、買えた人には違うバージョンを聴かせたいというNEWSの意向だろうか。なにそれ、愛おしくてしょうがない。
⑰「生きろ」
去年歌番組で最も歌われたNEWSの曲。新たな代表曲としての可能性を秘めていそうだ。タイトルも、歌詞も、命を削ったり絞り出したりするような歌い方はどこか生々しさを感じるが、同時に彼らの人間味も感じさせてくれる。
⑱エンディング
最終的に2012万718バワリーでWORLDISTAカップへの参加権を得る。バワリーが熱量であることは、NEVERLANDへの鍵がNEWSへの愛であることに近いものを感じる。
そして、WORLDISTAカップはどこで参加することができるのか。私たちはログアウトしていない、そのまま待てばW(略)カップが始まるのか、WORLDISTAをホラーみたいにしている要素はここにもあると思う。
⑲Symphony of Dissonance
チューニングから始まるイントロ、「不協和音交響曲」とだけあって物々しさを感じる。しかし全体を通して曲調は洋楽的。歌詞は前作ソロ「Thunder」から続く魂に訴えかける歌。
もっと切ない曲を想像していたが、これはテゴちゃんの魂の訴えなんだと思わせる曲調と歌声。個性なき人間は操り人形と変わりない。今までの恋愛ソングからはみ出した手越祐也の新ジャンル。個人的には生バンドで聴きたい。
㉑Going that way
DJ KOYAMAによるクラブミュージックとして聴衆たちが手を挙げ踊るところが見える。六本木のクラブでさりげなく流してもバレなそう(笑)だが歌詞には芯がある。
㉒世界
もっとスケールの大きい歌を思っていたらシゲの「見ている世界」を歌っていた。なんだか等身大で、誰にでもスッと入ってくるような歌詞。「貴様が世界だ」という訴え。
今回のソロは全員伝え方は違えど「人間」を歌っているように思えた。
以上、レビューでした!ツアーも期待大だなー。